副題は「サラリーマンのための労働法入門」である。思わず手に取ってしまいたくなるアイキャッチなタイトルだが、いつものタイトル倒れの新書というわけでもない。ブログで社内事情を書いたらどうなるか?社内で不倫をしたらクビになるのか?副業は認められるか?などサラリーマンなら誰でも一度は考える素朴な疑問を、労働法の解釈から平易に解説してくれているのだ。
ま~労働法を体系的に説明する教科書的な本ではないので、この本を読んだからといって労働法が分かるわけではない。しかし、セクハラ、過労死、残業手当、転勤問題など、身近でよくありそうなテーマを取り上げ、裁判の判例を引き合いに出しながら、どこまでが正当な行為で、どこまでやったら違法かを分かり易く解説してくれる。非常に読みやすく、実用性もある良書であった。