やっと、軽快な伊坂幸太郎の小説を読めた。最近は「グラスホッパー」「死に神の精度」「魔王」と、ずっと暗く重い話ばかりが続いたので、初期の頃のあのスタイリッシュな軽快さが戻らないかと心配していたのだ。
この短編集は、「陽気なギャングが地球を回す」の続編。嘘を見抜く名人・演説の達人・天才スリ・体内時計を持つ女の4人組。あの天才銀行強盗団が、再び帰ってきた楽しいエンターテイメント作品なのだ。