未来IT図解 これからのAIビジネス」を執筆し、MdN社から発売しました。11月には全国の書店で買えますので、ぜひお読みください。

内容は「AIビジネス」の入門書になります。実際にAIビジネスを手掛けたことがある人は少ないと思いますが、AIビジネスには特有の様々な困難があります。これを知らないために、最初の段階で失敗しているAIビジネスが非常に多いと聞いています。このAIビジネスの勘所やノウハウ、特にPoCと呼ばれている実証実験の進め方を詳しく説明しています。さらにAI時代に日本の企業が生き残るためには、どうすればよいかも書いてあります。

またAI時代にふさわしい人材とは、企業が求めているスキルはどのようなものか、日本の将来像までを描きました。フルカラーの図版を多用しているので、読みやすく分かりやすいはずです。AIテクノロジーに興味のあるビジネスパーソンや学生にも役立つはずです。

目次は以下のようになっています。

序章 人工知能の登場
第1章 人工知能とは何か
Section1-1:AIテクノロジーの応用領域
Section1-2:機械学習の種類
Section1-3:機械学習の特徴
Section1-4:予測の仕組み
Section1-5:分類の仕組み
Section1-6:ニューラルネットワークとは
Section1-7:画像生成とは
Section1-8:自然言語処理
Section1-9:自然言語処理2
Section1-10:強化学習
Section1-11:スパースモデリング
★コラム「天才アラン・チューリングの栄光と悲劇」
Section2-1:AIビジネスのマーケット
Section2-2:自動運転車
Section2-3:自動運転車の技術
Section2-4:自動運転車でのAIテクノロジー
Section2-5:自動運転車における課題
Section2-6:ヘルスケア
Section2-7:ヘルスケア2:医療画像解析
Section2-8:ヘルスケア3:診断支援
Section2-9:ヘルスケア4:創薬
Section2-10:フィンテック1
Section2-11:フィンテック2
Section2-12:HRテック1
Section2-13:HRテック2
Section2-14:チャットボット
Section2-15:スマートスピーカー
Section2-16:インフラ1
Section2-17:インフラ2
Section2-18:マーケティング
★コラム「仮説設定ができる夢の人工知能」
第3章 AI活用の時代
Section3-1:AIテクノロジーの特性
Section3-2:AIテクノロジーの特性2
Section3-3:AIビジネスの課題
Section3-4:AIビジネスの条件
Section3-5:PoCでの課題
Section3-6:クライアントとベンダーの役割
Section3-7:AIビジネスの投資効果
Section3-8:デジタル・ディスラプターの脅威
Section3-9:労働人口の減少と労働生産性
Section3-10:企業のサバイバル術1
Section3-11:企業のサバイバル術2
Section3-12:労働生産性向上の方策
Section3-13:RPAとは
Section3-14:RPAから始める理由
★コラム「人工知能研究の創始者ミンスキー」
第4章 AI時代の人材
Section4-1:AIテクノロジーの汎用性
Section4-2:AIが職業に与えるインパクト1
Section4-3:AIが職業に与えるインパクト2
Section4-4:政府の人材政策1
Section4-5:政府の人材政策2
Section4-6:求められる人材
Section4-7:高速進化の続くIT業界
Section4-8:求められる変化への対応力
Section4-9:サバイバルに勝つスキルとは1
Section4-10:サバイバルに勝つスキルとは2
Section4-11:サバイバルに勝つスキルとは3
★コラム「人工知能はデータサイエンティストを駆逐するか」
第5章 変容する社会における企業の姿
Section5-1:世界の新しい潮流-SDGs
Section5-2:日本の方向性-Society 5.0
Section5-3:Society 5.0が描く将来の日本1
Section5-4:Society 5.0が描く将来の日本2
Section5-5:Society 5.0が描く将来の日本3
Section5-6:人工知能の産業化
Section5-7:企業とビジネスの未来
★コラム「人工知能の未来」