エンジニア文明論」に、「デジタル治療は危険な技術となるか」を載せました。

最近の医療分野では、AI技術を盛んに利用しており、アメリカでは既に様々な「治療アプリ」が開発されている。この治療アプリとは、患者の行動を変化させて(これを行動変容と呼ぶ)、治療効果をあげるというものだ。実際にきちんと臨床試験を行い、その効果は公式に認められ、日本でも認可が下りているものもある。

この医薬品を用いないで病人を治療する、画期的な技術「デジタル治療(Digital Therapeutics:DTx)」が登場しているのだが、その裏には実は隠れたリスクがあるのだ。